【セールストークに騙されないで!】投資の世界に身を置いて初めて気付いた罠

資産運用

ちょっとアンチっぽい物言いになっていますが
綺麗な部分だけ見せられても
信ぴょう性にかけるので
実際は大変なんだよという事です。

その点踏まえて、見て頂けたら幸いです。

投資とは長い年月とそれなりのお金を使うと
財を成す事が出来る方法です。

一度は億り人を夢見て、試行錯誤し
トランプショックやコロナショックなどの
〇〇ショックを
その身で全て受け止めてきました。

退場にはならないものの
大きなプラスを生み出す事もなく
のらりくらりと株式投資を続けています。

情報収集の中で、よく目にする煽りワード。

久しぶりにまとめてみました。

この記事を見た、初心者の方の
有益な情報になれば幸いです。

『年利〇%で運用すれば・・・ 』の罠

満額BETが条件になっていますよ。

100万円を元手に年利3%で運用すれば3万円。
これを続けていけば、複利で増えて・・・

というのはコツコツ系の投資話でよく耳にします。

でも、よく考えて欲しいです。

現金100万円全て株式と交換して
更に1年間寝かせる。

そして、それを継続する。
その勇気がありますか?という事です。

ビビってしまい、少しづつならと、
投資額が10万円にしてしまうと
年利3%で運用出来たとしても、手にするのは
3000円なのです。

年利〇%は運用結果のお話。

株といえば
安く買って高く売る

誰しも一度は通る道です。

100万円を元手に売り買いをした場合に
年間通して、3万円儲ける事が出来たら
その時年利3%(税引き前)となるのです。

マンション経営とかでも
年利〇%で・・・

老後資金に~と
煽り文句のように
広告に書かれていますが、これも同様。

運用会社がどうにかこうにか頑張って
出た利益を分配された時。

その時初めて
利益を投資金額で割って年利〇%が
算出されるのです。

なので、
100万円を3%で運用したら3万円。
仮に5%で運用したら5万円。

というのは順序が逆。
正しくは

100万円を使って3万円の利益が出せたから
年利3%で運用出来たことになる。

が正しい表現の仕方。

このことに気付くまでに
幾度となく損切をして、調べてを繰り返した事か。

『毎月〇万円の配当金があれば・・・』の罠

記事かブログかで
『老後に配当金や優待があると安心だよね』
と書かれていました。

不労所得の話の時も
こういったのをよく目にしますよね。

月5万円=年60万円

手元にこの金額ということは
税引き前は年間75万円ということになります。

年間75万円を手にするために
いくらの株式が必要になると思いますか?

2000万円ほどの株が必要です。
[計算]2000(万円)×3.75(%)=75(万円)

月々5万円相当の配当・優待を受け取るような人は
既に老後2000万円問題をクリアした人なのです。

この事実を受け止めなければなりません。

税金、忘れてませんか?

配当金には配当所得として20.315%
売買益(譲渡益)には譲渡所得として20.315%

利益に対して、掛かるようになっています。

大体、年利〇%の話の時は税金の事は計算外なので
実質手にする金額は0.8倍した値になります。

上でも述べた通り
年間75万円の配当があって、
初めて毎月5万円の配当と言えるのです。

で、結局どうするの?

問題はここ。

私の見解は、

これらの罠を知ったうえで投資をするです。

結論、儲けるためにはお金が要るんですよ~。
なので、目標とする金額を
手の届く範囲に引き下げる事が重要なんだと思う。

これらの罠を知らないと、自分の限界を超えた金額を
投資に使ってしまい、プロに取られる。

というのが投資という厳しい世界。

より現実的な目標を設定し
落ち着いて、長い目で。

例えば、まずは月1万円を目標とし
必要な金額は400万円まで引き下げる。

そういう気持ちで投資と向き合うと
リスクを抑えた株式投資が出来ます。

投資は無理のない範囲でやりましょう!

ではまた~。

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